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| 現在、ふもとから太平山までは立派な林道が整備されており、公共交通として宜蘭(または羅東)から國光客運(旧台汽客運)のバスが運行されています(写真1)。ただし、太平山行きのバスは休日及び夏、冬休み期間のみの運転で、本数も1日1本しかありません。また、タクシー等をチャーターすることも可能ですが、その場合の料金は交渉制となります。経験者の話によると、片道で2000元前後が相場のようです。 バスの運転時刻は、2001年12月5日現在で往路が宜蘭9時25分発(羅東は9時45分発)、復路は太平山15時30分発となっています。所要時間は約2時間30分。一応、台北からでも朝に出発して夕方にはホテルに戻ってこれる時間ですね。なお、最新のダイヤについては、念のため國光客運(旧台汽客運)のホームページでご確認下さい。トップページから「班車時刻」を選択すると各路線の運転時刻が分かります。 宜蘭〜太平山間の運賃は182元。この他に往復割引(來回票)があり、これを使うと往復で328元(片道164元相当)となります。座席も來回票を購入した時点で往路、復路ともに確定するので気分的にも安心。1日1本しかバスがないのに帰りの便が満席だったらシャレにならないですからね(^^;。値段も安いし、特に"こだわり"がなければ、この來回票の購入をお薦めします。 バスは、宜蘭及び羅東の旧台汽客運のバスターミナルから発車します(写真2、3)。同じバスが宜蘭 -> 羅東 -> 太平山の順に回るので、どちらを利用してもOKなのですが、宜蘭のバスターミナルが東部幹線の宜蘭站から徒歩5分ほどの至近距離にあるのに対し、羅東のそれは市の中心部には近いものの、鉄道の駅からやや離れた場所に位置するので、宜蘭から乗車した方が楽かも知れませんね。 |
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| 羅東を出発したバスは、旧羅東森林鉄道のルートに沿う形で省道7號線を西進。途中、三星、天送[土卑]、清水、牛鬥といった、森林鉄道時代を彷彿とさせるような名前のバス停もあって萌えます☆ 梨山方面への道路が分かれるあたりから本格的な山道となり、しばらく走ると「售票站」と呼ばれる料金所に停車(写真4)。ここから先の区間は「太平山森林遊樂區」に指定されているため、乗客は一旦バスを降りて料金所の窓口で入山料を支払う必要があります。入山料は2000年8月20日時点で150元でした。バス利用者とマイカーでは入山料が異なるので、窓口ではバスで来た旨を必ず申告するようにして下さい。ちなみに、この料金所に隣接する公園には旧羅東森林鉄道で使われていた蒸気機関車と客車、運材台車が保存されています。ただ、ここでの停車時間はわずかなので、ゆっくりと車両を観察している余裕はないかも(バスに置いていかれないようにくれぐれも注意して下さい。(^^;)。 再び山道に戻り、宜蘭出発から1時間30分ほどで仁澤温泉に到着(写真5)。ここでトイレ休憩と車両整備のため、しばらく停車します。仁澤温泉から先はさらに急な勾配とカーブの連続となり、バスも右に左に大きく揺られます(車酔い注意!)。私が乗車したときは、エンジンのオーバーヒート対策でしょうか、途中で車内のエアコンのスイッチが切られ、乗降用扉全開の状態で必死に坂道を上っていました(^^;。 いい加減、山道にも飽きてきたところで、ようやく終点の太平山に到着。バス停は太平山荘前の駐車場にありますが、混雑時は少し離れた第2駐車場(?)に停車することもあるようです。なお、ポンポン車の乗り場は、駐車場の正面の階段を上がった左手にあります(写真6)。列車のダイヤについては下図を参照して下さい。ただし、多客期には続行便が出る関係もあり、時刻はあくまでも目安と考えたほうがいいようですね(注:毎月第2、第4の火曜日は保線のため全線運休。その日が休日に重なった場合は1日順延)。運賃は太平山〜茂興間往復で100元です。 |
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当初、太平山はとんでもない山の中にあるということで、事前に関連情報や装備などを入念にチェックし、まさに"臨戦態勢"で臨んだのですが、いざ現地へ行ってみると、意外と開けていてちょっと拍子抜けしました。日本ではガイドブックにも載っていないようなマイナーな存在ですが、地元ではそれなりに名の知れた観光地のようです。実際、太平山の駐車場は人とクルマで溢れかえっていましたし、往復の道路でも団体さんが乗った貸切バスとすれ違うことがけっこうありました。もっとも、賑わっているといっても、屋台やコンビニが店を開けているわけではないので、昼食と飲み物の類は事前に用意しておくのが無難だと思います。あと、標高が高いところにあるので、防寒具の準備を忘れないように。また、山の気まぐれな天気への対策として雨具もあると便利ですね。 最後に余談ですが、一般的に台湾の鉄道「完乗」といえば、台湾鐵路局と台北捷運(地下鉄と新交通システム)の全線を対象とする場合が多いようですが、烏來のトロッコと雲仙樂園のロープウェイ、そしてこの太平山のポンポン車を制覇しなければ「完乗」とは認められない…なんて意地の悪いことを曰う人もいます(^^;。烏來と雲仙樂園は台北からも近く、比較的容易に訪ねることができるのですが、太平山となると距離はあるし、めんどいし、情報は少ないしで、ちょっと引いちゃいますよね。このレポートがそんな方々のために少しでもお役に立てれば嬉しいです(ぜひ太平山にトライしてみて下さい)。あ、ちなみに私自身は、ポンポン車が予約一杯で乗れなかった時点ですでに台湾の鉄道完乗は諦めています、はい(実は台湾鐵路局の路線でさえ未乗車区間がたくさんある…)。 |
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